よさこいは高知の宝

先日も、東京で「そんなに一生懸命になる<よさこい>って何?」と、聞かれました。
よくある質問です。

私は、ひとまず「高知の宝(誇りを持てるもの)の一つです」と、答えてから、浴びせられる質問(笑)に答えました。

楽を求める人が多い時流なのに、なんで!?こんな暑い時に、みんながあんなに一生懸命になる…のか、不思議だったようです。

でも、最後には、みんなで一生懸命、本気で、創る。その過程を楽しむ→一生懸命真面目に楽しんで得られる達成感、自信、誇りが、祭り当日の、あの笑顔に繋がる!ということを理解してくださり (ほっ)、そんなに一生懸命になれる、しかもオリジナルが地元にあることは羨ましいとおっしゃっていました。

<よさこい>は、自由が生まれた高知ならではの成長をしてきた、日本では珍しい“人”が中心の進化型のお祭りです。

高知の自然、気候風土で育くまれた県民性だからこそ、今の<よさこい>になったのでしょう。

高知の<よさこい>は日本一笑顔の多いお祭りですから、踊る人も見る人も元気になれるのだと思います。

今年、56回目の夏…が、間もなく始まります。

毎年、「よさこい」に参加させてもらっている私としては、60回、70回、80回、90回、そして100回大会が、今以上に、高知のお祭りとして、高知の文化として、根付いていることを願わずにはいられません。